ねこ
金沢→大阪の間
不思議な時間を過ごす
近頃は新しいラジオドラマのお仕事。詳細はまた後日。それよりね。
ねこで散々身体を使った表現をして、ラジオで声だけを使った表現をして。身体だけでやらなきゃいけない時はつい顔やら息やら色々出てしまうし、声だけでやらなきゃいけない時は、無性に身体をくねくね動かしてしまうし。どちらかだけ独立してあるということはやっぱりないんだと思うけど、それでも片方を封じて片方を極めようとしている人たちがいる。
役者なんてどっちつかずなもんですねえ。「あれもこれも出来て幅広いですヤン!」というのはまぁ実はそんなに大事な事じゃなくて、、身体だけ声だけを極めようとしている人たち、或いは極まった状態の人たちとの出会いを通して、「演技」なんてぜんたい何が積み上がるものなのか知らん?という問いが再度首をもたげる。「役者なんてのは上手くなったらおしまいだ」とは良く言ったものですが、それぞれの専門性が極まっていく人たちが右に左に通りすぎるだに、34歳、たまに、焦る。
大衆食堂かな、と。ふと思います。決して卑下してる訳ではなくて、目指すべきは。何でもあります。結構美味しいです。でもね、味だけじゃなくて、またここに来たいと思える何かがあるのよね、この店には。お寿司を食べるなら絶対あそこ!お蕎麦はあのお店にはかなわないわ!でもね、何故かしら、人柄かしら、なんであれ、ここで出されるものは全部信じられるのよ。
そんな
お店を
目指して。
ます。
また来てね。