-
リンゴ企画!近藤良平「立体絵本」!!『やぎの一生』!!!
-
2011.12.28 Wednesday 01:20セッションハウスで、やぎの稽古。なんか凄いことになっています。僕はそう、凄い踊ってます。踊りまくってます。こんなに長時間、激しく飛んで跳ねて走り回るのははっきり言って初めてです。もう、本当、凄いです。やっこさんら鬼です。動物です。南の国の動物です。過去の記憶のあんなものこんなものを総動員して全心全力で飛んで、跳ねてます。しかしなんといっても、限りなく広くて大きな、海のようだよ良平さん。何も分からずともただ喜びの導くままに、僕はこの懐で大の字で、ただただ飛んで、跳ねます。喜びに今にも泣きそうだよ。盛大な、それはそれは盛大なお祭りになりそうです。新年に一発、ドカンと景気良くやりましょう!皆様のご来場、お待ちしてます!!2012年1月7日(土)〜9日(月)まで、神楽坂セッションハウスにて!
-
休憩中の戯言
-
2011.12.22 Thursday 00:24今更ながら福田恆存のシェイクスピア考に夢中。なんか端々で当時の日本の演劇ぶった切っているんですけど、なんだこの今にも通じる感覚は。5、60年前の演劇と今と、方法は大きく変わったように見えるけど、演劇そのものを巡っての論争なんて大差ないって事をあらためて思い知る。同時に残された財産の価値に想いを馳せる。福田恆存の言葉を実現出来れば、シェイクスピア劇は今にして時代の最前衛に立ち得る。ああ、福田さんは野田さんの真夏観たかったろうな。何て言ってただろう。あと今だったらチェルフィッチュにシェイクスピア上演して欲しくなった。興味ないかな。あ、ナカフラも見なきゃ。まま色んな切り口で。とりあえずロックミュージカルにしなきゃいけないんだからね。関係ないけどね。はい。休憩おしまい。
-
ビギナーズラック 一周目のノート
-
2011.12.21 Wednesday 02:24暗闇の中を手探りで。どこにたどり着くかではなく、どのくらい進んだか。その距離に正直にいよう。
しかしもどかしい。42.195キロを設定してみたが、いまどこだ、100mくらい。このペースでいくと本番には間に合わないか。ペース上げてるっつの。気持ち的には牛の歩みと瞬間の飛躍。でも飛べたと思った次の瞬間、もうそこは地面。気が遠くなるほどまた地面。
手がかりは喜びだけ。単純で恥知らずな喜び。目隠しされて手足を縛られて、ただ喜びだけがひたすらに尖る。尖った喜びをしなやかな箱に入れて届ける42.095キロ先の夢。はん、所詮100mの戯れ言か。
-
なんかちょっと、行ってきます。
-
2011.12.17 Saturday 02:28まるで違うものを放射状に半ば乱暴に行ったり来たりしている内にうっすらと中心が出来上がっていく、そんな希望が見えては砕かれ見えては砕かれ、それでも目に見えない中心がつららのように少しづつ年月をかけて生えている、そう信じて、また旅に出る。
-
素振り
-
2011.12.13 Tuesday 16:23近藤良平さん率いる「やぎの一生」、全体の作戦会議を経ていよいよ動き出しました。年始にセッションハウスで三日間、踊り?ええ、踊ります。告知欄のリンク先、情報更新されましたので良かったら見てみてください。同時にハムレットの歌稽古というものが始まるようです。歌?ええ、歌います。
なにが言いたいかというと、あれこれ考えるより前に実践的な素振りが行える環境が用意されている、そのことにとても喜んでいるのです。俳優芸術とは形のないものだし、扱うものの自由さに何から手を付けてよいか常に目まいがしてしまうのですが、例えば踊ってバテない体を作るとか、歌を練習するとか、ひとまず目に見える向上がそこにあるのはとても嬉しい事で、一周してまた同じところに帰ってくるのでしょうが、いわばビギナーにしか味わえない喜びをいまこうして味わえる事は何物にも代えがたい時間だと思うのです。
理屈っぽくなりました。なにが言いたいかというと、しばらくは胸を借りてゼロから自分の喜びをぶつけて行きたい、そう思っています。2012年は新しい年になりそうで心が静かに騒いでいる。そういう訳です。 -
あとがきにかえて
-
2011.12.06 Tuesday 01:18ちょっとした区切りしばらく自分の内に内に入って、底を覗いていました。12月ですからね。脳みその大掃除。でてくるでてくる。ケガをしたり、背伸びをして痛い目みたり、今年一年で色々と身に起こったことが整理というか、ようやく、なんだ当然じゃんか、と思えたので。そう。一区切り。えんぶのチャリティー企画に集ってくださいました6人のお客様たちに、そんな『いま』をゲロっと披露。暖かい眼差しに支えられ、沢山の発見がありました。あらためまして、この場を借りて、本当にありがとうございました。寒い季節の長距離散歩、お疲れ様でした。また一つ、忘れられない作品ができました。僕と皆さんと山猫を繋いだ向こうには、岸井大輔さんがいます。『東京の条件』act編、なんだか個人的には続いているようです。さて、久しぶりに体を作ります。頭を少し休めて、バカになります。セッションハウス、ハムレット、サロメ、と続きます。どうかお楽しみに!
- ←back 1/1 pages next→