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小劇場エイド基金
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2020.05.16 Saturday 01:26
『小劇場エイド基金』に賛同人として参加させて頂きました。みらい基金と同じく、Motion Gallery からご寄付いただけます。こちらは¥1000からご寄付いただけて、金額に応じたリターンがございます。まもなくコメントも出させて頂きます。こんな時に厚かましいお願いとは重々承知しておりますが、どうかご無理のない範囲で、お力をお貸しください。
例えばカルピスを飲むとして、小劇場はその原液です。とても濃いから、そのままでは飲みづらかったり、飲めたとしても物好きの世界だったりします。でも、同時に原液が足りないとカルピスは美味しくありません。小劇場で開発された原液が、適度に薄められ、のみやすくなって、大劇場、ひいてはテレビなどの市場に流入していきます。原液を作る場所がなくなる、と考えると僕は本当に恐ろしく思います。主に民間経営の小劇場はこのままではあと数か月と持ちません。どうかこの小さな灯を守るために。おいしいカルピスを大劇場で飲むために。
※以下重要な内容です※
みらい基金(舞台芸術を未来に繋ぐ基金)と小劇場エイド基金は連携しています。その大向うで、緊急事態舞台芸術ネットワークがリンクを貼る形でそれぞれを応援してくれています。是非こういう風に考えて頂きたいと思います。これは、「沢山あってひとつの大きな支援」だと。あれもこれもと、どうか慌てないでください。僕も、大切なものが色んな所に散らばっていて切り裂かれるような思いです。ですが、それぞれが多様な入口のひとつで、最後に助けるものはみな同じだと思ってください。既にみらい基金にご支援いただいた方は、どうかこれ以上のご負担をご自身に課せられませんよう、心からお願いいたします。また、迷われていた方の中で、小劇場という選択肢になら賛同できる、と思える方がいらっしゃいましたら、是非ご支援ください。例えばの言葉を使うなら、みらい基金は「ひとへの支援」、小劇場エイドは「場所への支援」です。どちらか一方でも構いません。多様な入口とご理解いただけましたら幸いです。
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Comment
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2020/05/18 1:26 AM posted by: まる微力ながら、支援させて頂きました。
小劇場はあまり行く機会がなかったのですが
この騒動が落ち着いた時に「行ってみたい場所」がなくなったら?とゾッとしました。
成河さんの分かりやすいご説明も、ストンと
胸におりてきています。
また、笑顔で劇場に行ける日までわたしに出来る範囲で支援やシェアを頑張っていきます。