News
-- 舞台 ----------------
『エリザベート』

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脚本/歌詞:
ミヒャエル・クンツェ
音楽/編曲:
シルヴェスター・リーヴァイ
演出:小池修一郎

6/7(金)-8/26(月)
@帝国劇場


NEW
『JESUS CHRIST SUPER STAR in concert』
作詞:ティム・ライス
作曲:アンドリュー・ロイド=ウェバー
演出/ステージング:マーク・スチュワート

10/11(金)-14(月祝)
@東急シアターオーブ


NEW
『タージマハルの衛兵』
作:ラジヴ・ジョセフ
翻訳:小田島創志
演出:小川絵梨子

12/2(月)-3(火)
プレビュー公演
12/7(土)-23(月)
本公演
@新国立劇場小劇場


-- 映画 ----------------
『ムタフカズ』
2018年
10/12(金)
全国公開

『チワワちゃん』
原作:岡崎京子
脚本:二宮健
監督:二宮健

2019年
1月18日(金)
新宿バルト9ほか
全国公開


『美人が婚活してみたら』
原作:とあるアラ子
脚本:じろう(シソンヌ)
監督:大九明子

2019年
3月23日(土)全国公開


-- DVD --------------
■Disney実写映画
『美女と野獣』

ルミエール吹き替え
DVD & Blue-ray
レンタル、発売中

■『脳内ポイズンベリー』
佐藤祐市監督作品
DVD & Blue-ray
レンタル、発売中


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『トイ・ストーリー4』が凄かった話
2019.07.15 Monday 23:22
ネタバレを含む考察です。
未鑑賞の方はご注意下さい。
個人的な考察です。
大人から見えたトイ・ストーリー4の骨格。



↓↓↓↓


まず、僕が言うまでもなく、
物語というのはすべからく比喩であります。


『トイ・ストーリー4』は、これからの時代に「国民国家を問い直す」という非常に深刻な問題提起をしている、と捉えることが出来る。というか、僕はそうとしか捉えられなかった。ぞと。いうお話。試しに、持ち主を「国」、おもちゃを「国民」と置き換えて考えてみよう。アメリカという国を考えると迷うべくもない。




この物語には、

「与えられた役割を全うすることの幸せ」

と、

「誰の所有物にもならずに生きていく幸せ」

という対立が見られる。シリーズ3作品目までは、それでも前者を健気に追い求める美しさが描かれてきたが、ここへきて、いよいよ主人公は最後に後者を選ぶのだ。



<考察>


おもちゃの幸せは持ち主である子供の側にいること。


主人公はこの規範の中で、持ち主に寄り添い、持ち主の幸福を考えることが自分にとって一番の幸福であると考えていた。ところが、映画の冒頭、早くも主人公はその持ち主(4才)に飽きられ、冷遇される。

持ち主に新しく寵愛を受けるのはフォーキー(保育園の工作時間にフォークで作ったやつ)。だが、フォーキーは自分のことを「ゴミ」と呼んで、おもちゃの規範を理解出来ず、自分で自分を何度もゴミ箱に捨てようとする。

主人公は、例え自分が冷遇されていても、健気に規範を信じて、持ち主の元を逃げ出したフォーキーに愛と忠誠の、その価値を教えようと奮闘する。文字通り、かなり一生懸命、頑張る。君はゴミなんかじゃないんだ。彼女の大切なおもちゃなんだ。

※この辺りで語られる重要なキーワードは、「内なる声」 と「無限の彼方へ」。

さ迷えるフォーキーを追う内に、主人公は、持ち主の愛を得ることが叶わなくなった流浪のおもちゃたちと出会う。ボーとの再会。今や誰にも所有されることなく、自由に生きる彼女の姿は、彼の規範を真っ向から否定する。そして主人公は「誰かの愛を得るために生きること」と「所有されずに生きること」との間で葛藤する。

葛藤しながらも、主人公は、自分を「ゴミ」としか認識出来なかったフォーキーに「おもちゃの自覚」を芽生えさせて持ち主に返すことに成功する。また、傷を背負い、愛に飢え、所有への憧れを持つガビー・ガビーを、最適な持ち主と出会わせることにも成功する(一応、映画としてのヤマはここ)。

そして主人公は考える。

自分の帰る場所は一体どこなのか。

彼のたどり着いた結論は、持ち主への忠誠を捨て、新人類ならぬ、新おもちゃ類、としてボーと共に生きる。「内なる声」に従って「無限の彼方」へ旅立つ、というものだった。この辺りの描写は、ロマンスや希望に満ちた冒険、というより、どことなくほの暗い、先の見えない不安を絶妙に表現しているように見えた。

新おもちゃ類となった彼らは、その後、「愛を乞うおもちゃ達を、新たな持ち主と出会わせる」という活動をひたすら続けるのだ。さしずめ、移民難民救助活動に生涯を捧げる新自由民か。ボーの出で立ちからして、自由民というよりむしろ闘争に近いものを感じる。あるべき世界を夢想して戦う自由民。「無限の彼方へ」という言葉が、バズ・ライトイヤーの設定で語られた事を思うと、それは宇宙への旅。つまり、国を超え、地球を超えた人類理想郷のための闘いなのだと。そう思わせる。

因みに、新おもちゃ類のひとりが、妄想の中で巨大化して持ち主たちを踏み潰していく、という描写は短くも強烈で、おい、笑えないぞ、と思った。

エンドロールの最後。無事持ち主の家で暮らすフォーキー。ある日、持ち主の作った新しい工作二号と出会う。工作二号は、自分のことをゴミと呼ぶ。そうではないと諭すフォーキー。その時、二号はフォーキーに問う。「では私たちは何のために生きているの?」それに対してフォーキーは、「分からない」と答える。この映画は、もう、「持ち主の幸せのために生きている」、とは言わない。

<考察終わり>


おもちゃの姿を借りて、今の社会に存在する色々な立場、それぞれにロールプレイングさせながら、国民国家の行く末を憂いている、これはそんな映画なんじゃないかと思った。

僕たちは「ゴミ」として生きるのか、「おもちゃ」として生きるのか、それとも第3の道を探して闘争の旅に出るのか。なんて深刻な映画なんだ、と。思った。
| 成河(そんは) | 映画を観る | comments(3) | trackbacks(0) | pookmark |
だったらSNSの方がいいんじゃないかと自分でも思うけどなんとなく自分の中では「記録」という意味が強い気がしてだからweblog
2019.07.14 Sunday 22:11
松尾スズキ『命、ギガ長ス』

終始腹を抱えて笑いながら、同時に文学としての純度の高さに心臓を人質にとられているような、松尾スズキ濃度が高いといいますか。とてもとても中身の濃い演劇で、とてもとても面白かったです。安藤玉恵さんのチャーミングさと確かな技術が生かされていましたし、俳優としての松尾さんはどこまで行ってしまうのかというくらい自在で強烈で、かつこのところ観る度に真っ当で本気で、昔が本気じゃなかったとは思いませんが、なんか本気のギアがもうひとつ上がったように見えて、なんというか、ここへきて憧れ直しています。



マームとジプシー『めにみえないみみにしたい』

繊細で丁寧な、開かれた空間でした。演者の皆さん、音に対するアンテナが物凄く鋭敏で、とても小さな物音を本当に見事にコントロールしていて、お陰でみえないはずの色んなものをみたし、自分の中の大切な記憶と景色をあらためて冒険することが出来ました。本当にいつも思いますが、難しいことを簡単そうにやる人たち。自分たちの表現を他人に届ける、ということに関してとても誠実なんだと思います。とても良い時間を過ごせました。ありがとうございました。全国の子供たちにあの空間が余すところなく届きますように。



地点『シベリアへ!シベリアへ!シベリアへ!』

最後の密林がとにかく怖くて絶望的な気持ちになりました。コメディタッチに開かれたユーモアは持ちつつ、個人的には同時にそこに非常に厳しい視座を感じました。音と身体のオーケストラ。日本語のご馳走。そこに意味(感情とも)が現れては消え、その都度、次元をほんの少し行き来して、シーンが進むにつれて少しずつ、少しずつ糸を織り込むように目的地が示され、個人的には最後の密林にたどり着きました。その絶望たるや。してやられたのかどうなのか。ロシア文学の通奏低音を聴いたということなのか。それにしては生々くてリアルな絶望だった。
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地点『三人姉妹』
2019.07.10 Wednesday 22:59



 


地点


まずはこれ


『三人姉妹』@KAAT



カルチベートを自己流で拝借しておきながらナンですが、実は久しぶり。2年ぶり?くらいの地点。しかも初演を見逃していたので、三人姉妹は未見でした。勝手なこと言いますが、人に薦めたくないお店、というのがあります、地点はそれ。今さらもう遅いんですが。はっきり言って、硬軟織り混ぜた日本語の多様な音声表現、どんな状態でもそれを持続させる身体能力と多彩な身体表現、それでいて内に向かず、俳優によって常に力ずくで開かれる劇空間。とにもかくにも俳優芸術。これはもう、いま、日本では唯一無二の最高峰ではないでしょうか。生ぬるいナチュラリズムや、チマチマした小手先の技術に悶々としている人たちは是非一回見てぶっとばされたらいい。僕はかなり参考にしています。若いひとなんか特に、迷わずみて欲しい。今さらだけど。まだ間に合う。呼吸。呼吸の切り替えが。凄い!から!あと、ズラし。超絶技巧のズラし芸。


そして2年観ない内に何が変わったのか、三人姉妹だけ?それとも僕が変わったのか?ユーモアが、凄い。ユーモアって、意味のことだけじゃなくて呼吸のことなんだ、ってあらためて。あと、開かれてる、ってことね。あの身体のまま!いや普通は出来ない。そんなことばっかりやってるのあの人たちなんなの。



2000年以降、日本の演劇界では、平田オリザさんの山から降りてきた人たちが主に活躍しているけど、そういえば三浦さんはどちらかというと、鈴木忠志さんの山だった。因みに我らが西悟志さんもそう。僕は西さんの翻訳で鈴木さんをインストールされました。だから海賊版ですが。恩師であるつか先生も最初期は鈴木さんに師事していた時期があるくらいだから、僕の肌に合わない訳がないんです。三浦基さんが昔なにかのインタビューで、鈴木忠志さんの舞台を観て、演劇は何かを批評することで、何かを考えたその「距離」を見せるものだと初めて分かった、と言ってるのを読んで、こっそり教科書にしている。で、世界の鈴木忠志バトン。三浦か西か。くらいに思ってる。



ん。薦めたいのか、なんなのか良く分からなくなってきましたが、とにかく。興奮をしています。あ、全然分かりやすくはないから気を付けて。美術館にでも行くつもりで遊びに行ってみても良いですが、実はもの凄く戯曲をちゃんとやっているので、というかゴールが戯曲なので、ざっと一読してから観るとちょっと鳥肌ものです。それでも、この三人姉妹は地点の中でも随分わかる方、だと、思う!


んん。ちょっと感想にしては外側のことばかりだけど、、。一応言うと、僕はゲラゲラ笑ってしんしん泣きました。こういうチェーホフに触れると、年を重ねたことに素直に良かったと思えますし、空洞、辛い、辛い、これから、先も、こんな出会い直しがもしかしてあるかと思うと、でも、そう悪いことばかりではないのかも知れない、とか少しだけ。思えた。ました。


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映画『新聞記者』をみた
2019.07.10 Wednesday 15:30


チケット売り場が本当に長蛇の列。びびった。買えないかと思った。観れて良かった。



「守る」よりも「変える」を優先することの困難の実際。人間社会とはかくなる仕組みですぞさてどうしますか?と問われた気分。国家という巨悪の話で終わらせたらいけない。情報操作を「される側」として、また「無意識に加担」しているかも知れない現代の我々が、この話をいかに受け止めるべきか。冷静に考えて行動すべきだと思った。2回泣いたけど。情報操作は何も悪意によってのみ行われるものではない。僕たちの大好きな資本主義の常套手段でもある。だからこそ疑うことが必要な時代だ。疑うための力を磨く必要がある。その警鐘。その信念。ここまでしなきゃその鐘がならない時代。ジャーナリズム、映画人の意地をみた。



新国立劇場の新シーズン「ことぜん(個と全)」に思いを馳せて。タージ・マハルもこのくらいビビッドに伝わるようにしたいなぁ。演劇はマスメディアではないから、影響は小さいが、その分大胆なことが出来るはずで、ちゃんとしたことを積み重ねれば、小さな「変化」や「気づき」を確実に残せる、何よりの強みは、目の前で手渡されたものは、強く、残る。

僕たちは文化人でもなければ、ましてや政治家でも運動家でもない。出来ることはただ、「疑う力」を磨くこと。その目で見て、その頭で考えて、決める。誰のものにもならないために。とてもとても、難しいことだ。でも勇気を持って。

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グルグルしますよ
2019.07.04 Thursday 22:38


『プラータナー』@シアターイースト

メモ書きとして:

岡田さん、小説の劇化が初めてだなんていやいや得意でしょ。費やされたであろう膨大な時間に敬意を表して。4時間、当事者意識がヒリっヒリしました。確かにこれは「あなたのトーク」に参加して(→HP)色んなひとと喋ってみないと勿体ない、そんな体験でした。でも次の7/6は僕当番の日でした泣。毎回ロビーが開かれてて常にそんな状態に出来たらゴールでしょうか。夢の劇場。


僕は役者なので、エンターテイメントという言葉を使います。エンタメが「娯楽」とだけ認知される事に悶々としている訳ですが、もうひとつ大きな柱に「同時代化」というものが本来あるはずで。まぁ、よっぽど難しい訳ですが。でもこれは岡田さんの作品を観るといつも思うこと。だから、ご本人にとっては的外れかも知れませんが、僕にとって岡田さんはエンタメの王者なのです。純文学とも呼べるタイの芸術家の半自叙伝を、これほど当事者意識を持って体験出来るようにするのは、やっぱり演劇の仕事だなぁとつくづく。こわばりなく「いま」を生きる、しなやかで力強いタイの俳優さんたち、みな素晴らしかったです。


同時代性の彩度の高さが当事者意識を呼び起こす。言うほど簡単ではないし、滅多に成功しないものだと思いますが。

そもそも、同時代性は示すものではなくて、更新→検証→確認→というプロセスのことで、つまり演劇そのものとも言える訳ですね。そして、それをより正確なものにするためには、母数を色々な所に持っていないといけない。つまり、同時代性を持ち続けるためには、常に移動し続けなければいけない。ポピュラリティー第一の世界ではなかなか実施することが難しい、でも大切な根本原理です。色々な場所で、色々な人たちと関わり、同時代を疑い、更新し、また採取しなくてはいけない。大変なことですよ。昔よりも遥かに早いスピードで同時代性は更新され続けているから、同じ所でデータ取ってるだけじゃとても同時代的とは言えない。蛸壺化した個別嗜好性情報社会における問題を、またあらためて別の角度から考えてしまって頭がグルグルします。


同時代性は好き嫌いを越える、サークルを越える、市場を越える。そこに価値がある。欲張り過ぎなのか。でも目指さないではいられない。
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まくら
2019.07.02 Tuesday 21:14

届いた。整体まくら。

その名も「THE MAKURA」。


頚椎を安定させて寝られる構造で特許取ってんだって。横からみると直角三角形みたいな形。なんか肩まで乗せるらしい。寝るだけ整体。だって。そんなうまいはなし。はたして。

ルイジルキーニがより良い悪夢を見るために。劇が良かったらまくらが良かったんだと思って下さい。
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パパイオアヌー
2019.07.01 Monday 19:08


『THE GREAT TAMER』
ディミトリス・パパイオアヌー
@彩の国さいたま芸術劇場

初来日だって。すごがった。ぶっ飛んでた。時間と空間が、魔法だらけだった。欲しいからだ、欲しい道具のデパートでご馳走が過ぎた。火の鳥のムーピーゲームを思い出した。観客の脳みそを使ってこんなにも面白い時間が作れるなんて。参考になり過ぎました。ありがとうございました。

「いま」を捉えるために歴史を参照すること。それを使ってちゃんと遊ぶこと。何層にも重なる魔法のイメージに確かな根っこを感じる不思議は、創り手としてジャンルレスに培ってきた材料の多さ、見聞の広さと比例する。これでもかと。ここまでかと。

こういうものが日本の現代演劇と分断されないといいなと心から思う。ダンスじゃん、とか美術じゃん、とかじゃなくて。さい芸さん、本当にありがとうございました。
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ピピンが面白かったはなし
2019.06.26 Wednesday 16:25
ピピン@シアターオーブ

ネタバレ危険度 小


リーディングプレイヤーは、なんなら「演劇」って役名に翻訳してもおかしくない魅力的な役だった。アメリカ人はショーにおいて、題材がなんであれ自分たちの問題に繋げて物を言うのが本当に上手なんだな。歴史劇かと思って観てたら気持ちよく裏切られた。

少年の心に宿った麻薬のような悪魔のような「エンタメ」を、客観的に、とても冷静に、そのあり方を受け止めた。

ショービジネスが矜持を持って社会と繋がろうとしている姿。骨が太い。し、あくまでドライな語り口がまた格好良い。夢と現実を、同時に舞台に乗せている。今のトニー賞授賞式なんか見ていても思うけど、そもそもそれをしないと見向きもされないよ、という健全さが僅かに、でもちゃんとまだ残っている。そしてあれだけの華やかさで、ショービジネスど真ん中でそれそのものを問うというのが、それがきちんと評価されるというのが、その批評性、アメリカ侮れない。

でも随分誤差なくそれを日本にも持ち込めるようになったんだなぁ、というのを見せつけられ、嫉妬半分万歳半分。カンパニーで稽古中に作り上げたという翻訳が生き生きしていた。文句なく極上のエンタメで。演劇だった。


日本人の日本人による日本人のためのエンタメはさて何処へ行く。ひとつ、決定的に違うのは、アメリカ人は「アメリカ人とは?」という命題に常に興味がある。でも日本人にとって「日本人とは?」というのはどうもリアリティがない。良いか悪いかではない。僕たちはまた別の切り口で、複雑な所に入っていかなければいけない。
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ルキーニも芝居を観る
2019.06.21 Friday 20:53
少しずつ、
観劇しながら
考える

オレステイア
ビューティフルワールド
キネマと恋人

ロロと羽衣は行けるのか


演劇、というくくりで全部考えたい
演劇になってる、とかなってない、とか
ショービジネスもパフォーミングアーツも
全部好きだから
ダンスもシングもプレイも
全部ただの材料にして、

演劇にしたい
演劇、というのは、「意味」が立ち上がってくる、ということ
名前が消えて、その代わり
見えないものが見えるようになること
「社会」が浮き彫りになること

そのために大事なふたつのこと
エンターテイメントであること
個人の手柄に回収されないこと

演劇をエンタメから追い出さないこと
エンタメを演劇から追い出さないこと
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不正転売禁止法
2019.06.14 Friday 16:16
今日から、「不正転売禁止法」が施行されました。スポーツ、ライブ、演劇などの興業に係るチケットの定価超えの転売を禁止する法律です。

高く売って儲けたいひとの気持ちは僕には分かりません。でも、高くてもいいからなんとしても欲しい、と思ってしまうひとの気持ちは少し分かります。

でも、残念ながら、どちらも文化を破壊する行為です。買うひとがいる限り、売るひとは居なくなりません。弱味につけこむのは明確な悪意ですが、負けては行けません。

法律が施行されたからと言って全てが解決することはないのだと思います。でも、これを機会に、僕たちの文化のいまとこれからを、我々も含めて、それぞれが考えてみる良いきっかけになるのかも知れません。


エリザベート。最前列が高額転売に出されているようです。どうなっちゃうんでしょうね。心配です。

当日券。東宝テレザーブ。倍率は低くはありませんが、可能性が無いわけではありません。各種チケット救済サイトで、定価、もしくは定価以下の取引も、根気よく探せば見つけられないことはありません。まだ2ヶ月以上公演はありますから。東宝エリザベートは今年で完全におしまいという事でもありませんし、どうか。焦らず。慌てず。決して煽られないで下さい。

演劇は、遠くから見ないと分からない事がたくさんあります。最前列という甘美な誘惑に、どうか負けないで欲しいと思います。



成河
| 成河(そんは) | 公演中 | comments(5) | trackbacks(0) | pookmark |
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